教育学部の就職先は? 教員以外も含めた進路の全体像
教育学部の就職先は? 教員以外も含めた進路の全体像
教育学部を卒業したら教員になるしかない、ということはありません。公立・私立の教員、講師、教育関連企業、一般企業まで、教育学部の学生が選べる進路を整理しました。
教育学部=教員、とは限らない
教育学部に入ったから教員になる。周りもそうだから、自分もそうする。そう考えている学生は少なくありません。実際に教員を目指す人が多い学部ではありますが、卒業生の進路は思っているより幅があります。
大事なのは「教員になるか、ならないか」の二択で考えないことです。教員免許を取ったうえで、どの働き方を選ぶか。その選択肢を知らないまま就職活動を終えてしまうのは、もったいないことです。
進路は大きく4つ
1. 公立学校の教員
各都道府県・政令指定都市が実施する教員採用試験を受けます。一次試験は例年夏、最終合格は秋から冬にかけて発表されるのが一般的です。合格すると採用候補者名簿に載り、翌年度から勤務が始まります。
安定した身分と待遇が魅力ですが、採用倍率は自治体や教科によって大きく変わります。志望する自治体の過去の倍率は、早めに確認しておくとよいでしょう。
2. 私立学校の教員
学校ごとに独自の採用選考が行われます。募集の時期は学校によってばらばらで、公立の採用試験より後に出てくることも多くあります。書類選考のあと、模擬授業と面接という流れが一般的です。
私立は学校ごとに教育方針や生徒層がはっきり違います。「この学校でこういう教育がしたい」という志望動機を語りやすいのが特徴です。
3. 講師として教壇に立つ
公立なら講師登録、私立なら常勤講師・非常勤講師という入口があります。採用試験の結果を待たずに教員としての実務経験を積めるため、働きながら翌年の受験に備える人もいます。
4. 教育関連企業・一般企業
教材制作、学習塾、EdTech、教育系の出版社、企業研修や人材育成の分野などです。教員免許そのものが応募要件になることは多くありませんが、教育を体系的に学んだ経験や、人に何かを伝える力は評価されます。
一般企業でも、人事や研修、営業といった職種で教育学部出身者は活躍しています。
迷ったときの考え方
進路を決めきれないときは、併願できるものは併願しておくのが現実的です。公立の採用試験と私立の選考は時期がずれることが多いため、両方に挑戦する学生は珍しくありません。
また、教員を志望していても、企業の選考を一度受けてみることには意味があります。学校の外から自分の適性を見る機会になりますし、面接の練習にもなります。
教員免許の取得見込みでも応募できる
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