新卒で講師から始めるのはあり? 常勤・非常勤という選び方
新卒で講師から始めるのはあり? 常勤・非常勤という選び方
新卒でいきなり専任教諭になれなくても、講師から教員生活を始める道があります。常勤講師・非常勤講師の実際、専任登用の可能性、選ぶときの注意点をまとめました。
「まず講師から」は珍しくない
新卒で専任教諭として採用されるのが理想、と考える人は多いと思います。ただ実際には、講師として教員生活を始める人はたくさんいます。決して回り道ではなく、ひとつの入り方です。
大切なのは、講師という働き方が何を意味するのかを正確に知ったうえで選ぶことです。
常勤講師と非常勤講師の違い
常勤講師
勤務時間も職務内容も、専任教諭とほとんど変わりません。授業を持ち、担任やクラブ顧問、校務分掌を任されることもあります。多くの場合は1年ごとの有期雇用である点が専任教諭との違いです。
給与は月給制で、賞与が支給される学校もあります。学校の一員として本格的に働くため、経験の積み方としては専任教諭とほぼ同じです。
非常勤講師
担当する授業のコマ数に応じて勤務し、給与もコマ単価で計算されるのが一般的です。担任や校務分掌は原則として持ちません。
勤務日数が少ない分、複数校を掛け持ちしたり、採用試験の勉強時間を確保したりといった使い方ができます。一方で収入は不安定になりやすく、社会保険の適用条件も勤務時間によって変わります。
専任教諭への登用はあるのか
あります。募集要項に「専任登用前提」「勤務状況により専任登用の可能性あり」と書かれている求人は、そのルートを想定した募集です。
ただし、登用が確約されているわけではない点は理解しておく必要があります。応募前や面接の場で、過去に登用の実績があるかを確認しておくと、判断材料になります。
講師から始めるメリット
- 採用試験の結果を待たずに教壇に立てる
- 現場経験が翌年の選考で強みになる
- 学校の内側から、自分に合う校風かを見極められる
- 自治体によっては、講師経験者向けの特別選考や一次試験免除がある
選ぶときに確認したいこと
契約期間と更新の見込みを必ず確認してください。1年契約なのか、年度途中までなのか。更新の可能性があるのか。
あわせて、担当するコマ数と職務範囲も確認しておきましょう。非常勤なのに実質的に常勤に近い業務を求められる、といったミスマッチを避けるためです。
給与の額面だけでなく、社会保険の適用、交通費の支給、賞与や退職金の有無も、生活設計に直結します。
焦らずに、でも動きは早めに
講師の募集は欠員が出たタイミングで動くため、出たら早めに応募するのが基本です。年度末から年度初めにかけては特に動きが活発になります。
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