私立学校の新卒採用はいつ動く? スケジュールと選考の流れ
私立学校の新卒採用はいつ動く? スケジュールと選考の流れ
私立学校の教員採用は学校ごとに時期が違います。募集が出る時期、書類選考から模擬授業・面接までの流れ、公立との併願の組み立て方を、新卒の方向けに解説します。
私立には「一斉スタート」がない
一般企業の就職活動には解禁時期がありますが、私立学校の教員採用にはそれがありません。学校ごとに、必要になったタイミングで募集が出ます。
これは裏を返せば、公立の教員採用試験と時期をずらして挑戦できるということです。夏に公立を受け、その結果を待ちながら秋以降に私立を受ける。そういう組み立てをする学生は多くいます。
おおまかな年間の動き
春から夏
翌年度の専任教諭を早めに確保したい学校が募集を出し始めます。数は多くありませんが、条件のよい募集が出ることもあります。
秋から冬
最も募集が増える時期です。 学校側は年度内に翌年度の体制を固める必要があるため、この時期に動きます。公立の採用試験の結果が出るタイミングとも重なるため、併願していた人が私立に切り替えるのもこの頃です。
年明けから年度末
退職者が確定して欠員が見えてくるため、追加の募集が出ます。急ぎの募集も多く、決まるまでのスピードが速い傾向があります。
年度途中
産休・育休の代替、急な欠員などで随時募集が出ます。常勤講師・非常勤講師の募集が中心です。
選考の流れ
学校によって差はありますが、おおむね次のような流れです。
- 書類選考:履歴書、職務経歴書(新卒の場合は不要なことも)、教員免許状の取得見込証明書など
- 筆記試験:担当教科の専門知識を問うもの。実施しない学校もあります
- 模擬授業:私立の選考で最も重視されやすい部分です。10〜20分程度で、指定された単元を教えます
- 面接:個人面接が中心。学校の教育方針への理解が問われます
- 内定
新卒が準備しておきたいこと
模擬授業の練習
板書計画を立て、時間内に収まるよう実際に声に出して練習しておいてください。教育実習で使った指導案が手元にあれば、それを土台にできます。
学校研究
私立は学校ごとに教育方針がはっきり違います。志望校のウェブサイトや学校案内には必ず目を通してください。 建学の精神、力を入れている教育、生徒の進路先。ここを踏まえた志望動機が語れるかどうかで、印象は大きく変わります。
免許の取得見込証明書
新卒の応募では「教員免許取得見込み」で問題ないことがほとんどです。大学の教務課で証明書を発行してもらうのに日数がかかることがあるため、早めに確認しておきましょう。
併願は前提にしてよい
公立と私立、どちらも受けることに問題はありません。どちらか一方に絞らなければならない決まりはなく、時期がずれる以上、併願は現実的な選択です。
このサイトでは、新卒を対象としている教員求人を都道府県別に掲載しています。募集が出るタイミングは学校ごとに違うため、定期的に確認してみてください。