「あの学校の採用情報」の探し方 学校名から調べるときの読み方
「あの学校の採用情報」の探し方 学校名から調べるときの読み方
気になる学校名で採用情報を検索したとき、何を確認すればいいか。学校法人と学校の名前の違い、採用ページの見つけ方、掲載時期の見分け方、募集要項の読み方を整理しました。
概要
「母校の採用情報が知りたい」「以前から気になっていたあの学校で働きたい」——学校名を指定して採用情報を探す人は少なくありません。求人サイトを横断的に見るのとは違い、すでに行きたい学校が決まっている探し方です。
ただ、学校名で検索しても、目的のページにたどり着けないことがよくあります。理由は、学校の採用情報が一般企業のようにひとつの決まった形式で出ていないためです。この記事では、学校名から採用情報を探すときに、どこを見て、何を確認すればいいかを整理します。
詳細
まず「学校名」と「学校法人名」がずれることを知っておく
私立学校を探すときに最初につまずきやすいのがここです。学校の通称と、採用情報を出している運営元の名前が一致しないことがあります。
たとえば同じ「学校法人」が、中学校・高等学校・大学など複数の学校を運営しているケースは珍しくありません。採用情報がその学校法人のサイトにまとめて掲載されていて、目的の学校の個別ページが存在しない場合もあります。「学校名 採用」で検索して出てこないときは、運営する学校法人の名前でも探してみると見つかることがあります。
採用情報はどこに出るか 3つの経路
学校の採用情報は、主に次の3つの経路で公開されます。
- 学校・学校法人の公式サイト … 「採用情報」「教員募集」「リクルート」といったページ名で置かれています。トップページの目立つ場所ではなく、フッターや「学校案内」の下層にあることも多いです
- 私学協会・教育委員会の一覧 … 都道府県ごとの私学協会や教育委員会が、加盟校の募集をまとめて掲載していることがあります。個別校のサイトに情報がなくても、こちらに出ている場合があります
- 求人サイト・当サイトのような掲載サービス … 学校側が個別に情報を出さず、こうしたサービスへの掲載だけで募集をかけることもあります
1つの経路だけを見て「募集していない」と判断しないことが大切です。学校の公式サイトに情報がなくても、私学協会や求人サービスには出ている、という逆のケースもよくあります。
ページを見つけたら、まず日付を確認する
学校の採用ページでつまずきやすいのが、「掲載されているが、募集は終わっている」パターンです。学校のサイトは求人サイトほど頻繁に更新されない場合があり、募集終了後もページがそのまま残っていることがあります。
確認したいポイントは次の3つです。
- 募集要項に更新日・掲載日があるか … 日付がなければ、いつの情報か分かりません
- 応募締切が過去になっていないか … 「随時」となっている場合は、通年の登録受付である可能性があります
- 「募集は終了しました」といった記載がないか … ページ自体は残っていても、文中に終了の案内が入っていることがあります
日付が読み取れないときは、学校に直接問い合わせて確認するのが確実です。 古い情報のまま応募して選考が進まない、という時間のロスを避けられます。
募集要項で必ず見る項目
学校ごとに書式は違いますが、確認すべき項目は共通しています。
- 雇用形態 … 専任教諭・常勤講師・非常勤講師のどれか。同じ「教員募集」でも中身がまったく違います。詳しくは専任教諭・常勤講師・非常勤講師は何が違う?で整理しています
- 担当教科・校種 … 募集している教科と、中学・高校どちらか(あるいは両方か)
- 提出書類 … 履歴書のほか、模擬授業の指導案や作文を求める学校もあります
- 選考の流れ … 書類選考、模擬授業、面接の回数と順番。学校によって大きく異なります
- 応募期限・連絡方法 … 郵送のみか、メール可か、学校の採用ページから直接応募する形式か
新卒でこれから私立を受ける場合のスケジュールの立て方は、私立学校の新卒採用はいつ動く?でも扱っています。
情報が少ない学校の場合
小規模な学校や、採用の頻度が低い学校では、そもそもウェブ上にまとまった採用情報が出ていないこともあります。この場合にできることは限られますが、次のような手段があります。
- 私学協会・教育委員会の一覧に載っていないか確認する
- 学校の代表窓口に、教員募集の有無を直接問い合わせる
- 講師登録を済ませておき、欠員が出たときの連絡を待つ(公立の場合。詳しくは「講師登録」とは?)
情報が出ていない=募集していない、とは限りません。単に公開の仕方が控えめなだけということは、学校規模を問わずあります。
当サイトでの探し方
ティーチャーズキャリアでは、学校が公開している募集を学校名から探す形でも掲載しています。目的の学校が見つかれば、その学校が出している募集をまとめて確認できます。学校名だけで見つからない場合は、都道府県や教科から絞り込んで探すのも一つの方法です。
まとめ
学校名を指定して採用情報を探すときは、①学校名と学校法人名がずれることがある、②情報は学校サイト・私学協会・求人サービスの複数経路に分散している、③見つけたページが今も有効かは日付で確認する、という3点を押さえておくと迷いにくくなります。
情報が見つからないときも、募集していないと決めつけず、問い合わせや講師登録といった別の入り口を試してみてください。