「講師登録」とは? 公立学校で働くもう一つの入口
「講師登録」とは? 公立学校で働くもう一つの入口
採用選考に合格しなくても公立学校で働ける、講師登録の仕組みを解説。声がかかるタイミング、働き方の種類、向いている方、登録の進め方をまとめました。
概要
公立学校で働くには採用選考に合格しなければならない、と思われがちですが、実はもう一つの入口があります。それが講師登録です。
これは、各都道府県や市の教育委員会が設けている登録制度で、あらかじめ名前と希望を登録しておくと、欠員が出たときに任用の連絡が届くという仕組みです。産休・育休に入る先生の代わりや、年度途中の欠員を埋める形で声がかかります。
詳細
どんなときに声がかかるのか
産休・育休の代替、病気休職の代替、年度途中の増員などです。タイミングは学校側の事情によるため、登録してすぐ連絡が来ることもあれば、しばらく待つこともあります。
働き方の種類
大きく分けて、フルタイムで働く形と、授業のコマ数だけ担当する形があります。呼び方や条件は自治体ごとに異なり、対象となる校種(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校など)も自治体によって違います。必ず登録先の募集要項を確認してください。
どんな方に向いているか
採用選考の受験を続けながら現場経験を積みたい方、育児や介護と両立しながら働きたい方、ブランクがあり少しずつ復帰したい方に選ばれています。実際の勤務経験は、その後の採用選考でも説明できる材料になります。
登録の進め方
教育委員会のページから申込書を入手し、免許状の写しなどを添えて提出するのが一般的です。受付が通年のところと、時期が限られるところがあります。
採用選考・臨時的任用との違い
- 採用選考は、募集に応じて受験し、合格すれば採用されます。
- 講師登録は、募集を待って受けるものではなく、先に名簿へ載せておく制度です。欠員が出たときに、教育委員会や学校から連絡を受けて任用される流れになります。
- 名簿から声がかかると、臨時的任用や非常勤講師として任用されることが多いです。ただ、どの身分で任用されるか、給料や手当の決まり方は自治体ごとに異なります。金額の決まり方は臨時的任用講師の給料の決まり方で整理しています。
登録後に気をつけたいこと
- 登録しても、必ず連絡が来るわけではありません。声がかかる時期や頻度は、学校側の欠員の状況によります。
- 連絡が来たら、任用の期間、勤務時間、担当する校種と教科を必ず確認してください。期間が短い任用もあります。
- 登録の有効期限や更新の手続き、複数の自治体への登録の可否は、自治体ごとに異なります。受付時期と合わせて、登録先の案内で確認してください。
まとめ
講師登録は「採用選考に受からなかった人の道」ではなく、働き方を自分で選ぶための選択肢です。まず現場に戻りたい、限られた時間で働きたい、という希望に合わせやすい仕組みです。
ティーチャーズキャリアでは全国47都道府県の講師登録の情報を掲載しています。お住まいの地域の受付状況を確認してみてください。