北海道で教員として働く 面積の広さが求人にも表れる県
北海道で教員として働く 面積の広さが求人にも表れる県
北海道の教員求人は、高専・通信制・地域に根ざした私立校が混在しているのが特徴です。公立の講師登録窓口が道内14の教育局に分かれる理由と、学校ごとの違いの見分け方を整理しました。
概要
北海道で教員として働くことを考えている方に向けて、この地域の求人の特徴を整理します。
北海道は都道府県別の面積が全国で最も広く、そのことが求人の構成にもそのまま表れています。国立高専、全国規模の通信制高校、そして道内各地に根ざした私立校が同時に存在し、公立学校の講師登録窓口も道内14の教育局に分かれているという、他県にはあまり見られない特徴があります。
詳細
公立の講師登録は14の教育局に分かれる
北海道教育委員会によると、公立学校の臨時的任用職員・講師の登録窓口は、空知・上川・石狩・留萌・後志・宗谷・胆振・オホーツク・日高・十勝・渡島・釧路・檜山・根室の14の教育局に分かれており、それぞれの教育局の教職員係が担当します。申込方法は北海道教育庁の代替教職員等応募・任用システムを使った電子申請と、郵送の2通りが案内されています。
これまで紹介してきた県の多くは市町村単位や2〜3の地域区分でしたが、北海道は面積が広い分、希望する勤務地に近い教育局がどこかを確認するところから始まる点が特徴です。講師登録の仕組み全般については「講師登録」とは?を参考にしてください。
国立高専・全国規模の通信制も選択肢に
道内には国立の釧路工業高等専門学校からの公募があります。工学系の教員が中心で、職位や任期によって応募資格が細かく分かれるため、高専の教員になるには?を参考にしてください。
また、通信制高校最大手のN高等学校・S高等学校・R高等学校の求人も出ています。加えて、通信制高校クラーク記念国際高等学校は北海道深川市で開校した学校で、全国に広がった今も深川市に本校を置いています。通信制高校での勤務の実態は通信制高校の教員という働き方で整理しています。
地域に根ざした私立校という選択肢
北海道内には、江別市の立命館慶祥中学高等学校、札幌市の藤女子中学校・高等学校、北見市の北見藤高等学校など、それぞれの地域で長く運営されてきた私立校からの求人もあります。中には余市町の北星学園余市高等学校のように、他校で学びづらさを感じた生徒を積極的に受け入れる方針を掲げるなど、学校ごとに独自の教育方針を持つところもあります。私立校を検討する際は、立地だけでなく学校の教育方針にも目を通しておくとよいでしょう。
私立と公立の働き方の違いは私立と公立、教員の働き方はどう違う?であわせて解説しています。
学校ごとの違いをどう読むか
北海道内で求人を比較するときは、次の点を確認してください。
- 勤務地と希望する教育局が近いか … 公立を希望する場合、道内は移動距離が大きくなりやすい
- 設置形態 … 国立(高専)・私立・通信制・公立のどれか
- 雇用形態 … 専任教諭か、常勤講師か、非常勤か
雇用形態の違いは専任教諭・常勤講師・非常勤講師は何が違う?もあわせてご覧ください。学校法人・自治体ごとに制度や条件は異なります。詳細は必ず個別の募集要項でご確認ください。
まとめ
北海道は面積の広さゆえに、公立の講師登録窓口が14の教育局に分かれているという他県にはない特徴を持っています。高専・通信制・地域に根ざした私立校が混在するため、まず自分が働きたい地域を決め、そこに合う設置形態・雇用形態の求人を探すのが近道です。
ティーチャーズキャリアでは、北海道をはじめ全国の教職員募集を都道府県別・教科別に掲載しています。